カナダに留学やワーキングホリデーに来る人が直面することの一つが、「どうやってバイトを探せばいいの?」という問題です。
日本とは仕事の探し方が少し違うため、
- 英語に自信がないけど仕事は見つかる?
- 求人サイトはどれを使えばいい?
- レジュメはどうやって渡す?
- バイトが見つかるまでどのくらいかかる?
など、分からないことも多いと思います。
私自身、カナダ・バンクーバーで留学生活をしながら仕事を探し、これまでに2つのカフェで働いてきました。
今回は、私自身の経験も交えながら、バンクーバーでバイトを探す方法や、実際に仕事を見つけるまでに感じたことを紹介します。
カナダでバイトを探す前に確認すること
まず最初に確認しておきたいのが、自分がカナダで働くことができるステータスなのかということです。カナダでは、留学・ワーキングホリデーなど、滞在資格によって働ける条件が異なります。
「とりあえず仕事を探して、採用されたら考える」というのではなく、仕事探しを始める前に自分のビザや就労条件を確認しておきましょう。
また、カナダで働くにはSIN(Social Insurance Number)が必要です。SINはカナダで合法的に働くために必要な9桁の番号で、ワークパーミットなどの有効期限に応じた期限が設定される場合があります。
ワーキングホリデーで来る場合は、到着後できるだけ早めにSINを取得しておくと安心です。
英語力に自信がなくても仕事は見つかる?
「英語がペラペラじゃないとバイトできないのでは?」と不安になる人も多いと思います。
私もカナダに来たばかりの頃は、英語で仕事をすることに不安がありました。
しかし、実際にバンクーバーで仕事を探してみると、英語が完璧でなくても応募できる仕事はたくさんあります。
特にカフェ、レストラン、ショップなどの接客業では、働きながら英語を使う機会も多いので、英語の勉強という意味でも良い経験になります。
ただし、仕事によって求められる英語力はかなり違います。
例えば、
- キッチンスタッフ
- ディッシュウォッシャー
- 清掃
などは、接客業と比べると英語を話す場面が少ない仕事もあります。
一方で、
- バリスタ
- サーバー
- 販売員
- 受付
などは、お客さんと直接コミュニケーションを取る必要があるため、ある程度の英語力が求められることがあります。
もちろん、初めは日本語環境で働きたいという方は、日本食レストランなども候補になると思います。
英語力に不安がある方は、自分のレベルに合ったお仕事から応募し、徐々により英語を使う環境に挑戦するというのもありかなと思います。
カナダでバイトを探す方法
バンクーバーでバイトを探す方法はいくつかあります。
Indeedなどの求人サイトを使う
日本でもおなじみのIndeedは、カナダでも仕事探しに使えます。
「Barista」「Server」「Retail」「Customer Service」など、自分がやりたい仕事のキーワードを入れて検索してみましょう。
勤務地を「Vancouver, BC」などに設定すれば、バンクーバー周辺の求人を探すことができます。
求人サイトのメリットは、たくさんの求人を一度に比較できること。
仕事内容、時給、勤務地、勤務時間などを確認してから応募できるので、効率よく仕事を探したい人にはおすすめです。
お店に直接レジュメを持っていく
カナダで仕事を探す方法としてよく聞くのが、レジュメを直接お店に持っていく方法です。
日本では求人サイトから応募することが多いですが、カナダではお店に直接レジュメを持っていき、
“Hi, I’m looking for a job. Is manager available?”
と聞いてみる方法もあります。
特にカフェやレストランなどの飲食店では、求人サイトに掲載されていなくてもスタッフを募集している場合があります。
ただし、忙しい時間帯に行くと対応してもらいにくいので、ランチやディナーなどのピークタイムは避けたほうが無難です。
知り合いから紹介してもらう
意外と大切なのが、人からの紹介です。
カナダに来たら、学校やシェアハウス、友達、職場などでできた知り合いに、
「今バイト探してるんだ」
と伝えておくだけでも、求人情報を教えてもらえることがあります。
「知り合いが働いているお店で人を募集している」というケースもあるので、仕事を探していることを周りに伝えておくのはおすすめです。
私はどうやってバイトを探した?
ここからは、私自身がバンクーバーで仕事を探した経験について紹介します。
私はカナダに来てから、2つのカフェで働いてきました。それぞれ、仕事を見つけたきっかけは次の2つでした。
①友人からの紹介
②レジュメを直接手渡し
1つ目のカフェは友人から紹介してもらいました。自分で求人を探して応募したわけではなかったので、「仕事を探している」と周りに伝えておくことの大切さを実感しました。

2つ目のカフェは、レジュメを直接お店に持って行って応募しました。求人が出ているのを見つけて応募したというより、自分からお店にレジュメを持って行きました。

この経験から、「求人を探す」だけではなく、「仕事を探していることを周りに伝える」「気になるお店に自分からレジュメを持って行く」ことも、カナダでの仕事探しでは大切なんだなと感じました。
カナダのバイト探しで大変だったこと
英語での面接
私が仕事探しで特に大変だと感じたのは、やはり英語での面接です。
日本では面接で聞かれることをある程度予想できますが、英語になると質問を聞き取るだけでも緊張します。
例えば、
- Tell me about yourself.
- Why do you want to work here?
- Do you have any customer service experience?
- What is your availability?
- Do you have any experience working in a cafe?
など、基本的な質問は答えられるように準備しておくと安心です。
また、自分の経験を英語で説明できるようにしておくことも重要です。
日本で接客経験がある人は、
「どんな仕事をしていたのか」
「どんなお客さんに対応していたのか」
「どんなことを意識して働いていたのか」
などを英語で説明できるようにしておくと、面接でも話しやすくなります。個人的に、想定質問はAIをうまく活用して準備するのがやりやすかったです。
レジュメを作るのも最初は大変
カナダでは、日本の履歴書とは違って、基本的にResume(レジュメ)を使って応募します。
日本のように決まったフォーマットがあるわけではないので、最初は「何を書けばいいの?」と迷うと思います。
ポイントとなるのは、求人に合わせて自分のスキルや経験を強調することだと思います。
私の場合も、応募する仕事に合わせて、接客経験や英語を使った経験などを分かりやすくまとめることを意識しました。
特にカフェなどの接客業では、
- Customer service
- Communication skills
- Cash handling
- Teamwork
- Food and beverage experience
など、仕事に関連する経験を分かりやすく書いておくとよいと思います。
バイト探しのコツ
ここまで実際の経験を紹介してきましたが、私がバンクーバーで仕事を探してみて感じた、バイト探しのコツをいくつか紹介します。
仕事を探していることを周りに伝える
個人的に一番おすすめしたいのが、周りの人に「仕事を探している」と伝えておくことです。
私自身、最初のカフェの仕事は友人からの紹介でした。カナダでは、友人や知り合いから仕事を紹介してもらうケースもあるので、
「I’m looking for a job.」
と普段から周りに伝えておくだけでも、思わぬところから求人情報が入ってくることがあります。
学校の友達やルームメイトなど、普段一緒に過ごしている人が働いているお店で求人が出ていることもあります。
求人サイトだけを見ているよりも、人とのつながりも大切にしながら仕事を探すのがおすすめです。
気になるお店には積極的にレジュメを渡す
求人が出ていなくても、気になるお店があればレジュメを持って行ってみるのも一つの方法です。
私自身、レジュメを直接渡して仕事を探した経験があります。直接お店に行く場合は、ただレジュメを渡すだけではなく、
- 仕事を探していること
- どのような仕事の経験があるか
- どのくらいシフトに入れるか
などを簡単に伝えられると、自分をアピールしやすいと思います。
もちろん、その場で採用が決まるとは限りません。
それでも、求人サイトに載っている求人だけを探すより、自分から動くことでチャンスを増やせると思います。
レジュメは多めに用意しておく
お店に直接レジュメを持って行く場合は、何店舗か回れるようにレジュメを複数枚用意しておくと安心です。
また、できれば応募する仕事に合わせて、レジュメの内容を少し変えるのもおすすめです。
例えばカフェに応募するなら接客経験を目立たせるなど、「この仕事に活かせる経験は何か?」を考えて書くと、自分の強みを伝えやすくなります。
完璧な英語を話そうとしすぎない
英語での仕事探しでは、「ちゃんと英語を話さなきゃ」と思って緊張してしまうこともあると思います。
私自身も、英語での面接は日本語の面接より緊張しました。
ただ、仕事探しをするうえで、最初から完璧な英語を話せる必要はありません。
面接で聞かれそうな質問を事前に準備しておいたり、自分の経験を簡単な英語で説明できるようにしておいたりするだけでも、かなり安心できます。
特に、
- 自己紹介
- これまでの仕事経験
- なぜこのお店で働きたいのか
- 週に何日働けるのか
- いつから働けるのか
などは、事前に英語で答えを考えておくのがおすすめです。
私の場合は、想定質問をAIに出してもらい、回答を準備してから面接に臨みました。
一つの方法に絞らない
バイト探しでは、「Indeedだけ」「友達の紹介だけ」のように、一つの方法に絞らないことも大切だと思います。
私の場合は、友人からの紹介とレジュメの直接手渡しで仕事を見つけましたが、人によっては求人サイトから決まることもあります。
例えば、
求人サイトを見る
↓
気になる求人に応募する
↓
近所のお店にもレジュメを持って行く
↓
友達にも仕事を探していると伝える
というように、複数の方法を同時に使うのがおすすめです。
仕事探しを始めたばかりの頃は、応募しても返信が来なかったり、面接まで進まなかったりすることもあります。
だからこそ、最初から一つの求人に絞るのではなく、「数を打ってチャンスを増やす」くらいの気持ちで動いてみるといいと思います。
まとめ
今回は、バンクーバーでのバイトの探し方について紹介しました。
カナダで仕事を探す方法は一つではありません。Indeedなどの求人サイト、知り合いからの紹介、お店への直接応募など、いろいろな方法があります。
そして、英語に自信がないからといって、最初から諦める必要はありません。
私自身もカナダに来てからカフェで働き始め、現在までに2つのカフェで働く経験ができました。
もちろん、仕事探しをしていると、
「応募したけど返信がない」
「面接まで進まない」
「英語が聞き取れなかった」
ということもあります。
でも、何件か応募していくうちにレジュメの改善点が分かったり、面接にも慣れてきたりします。
最初から完璧な仕事を見つけようとするのではなく、まずは一歩動いてみることが大切だと思います。
これからカナダ留学やワーキングホリデーでバンクーバーに来る方は、ぜひいろいろな方法を使って仕事探しに挑戦してみてください。
私自身のカナダでの仕事探しの経験が、これからバイトを探す方の参考になれば嬉しいです。


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